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物理統計学分野

amech_amp_p_04.gif分子がたくさん集まって物質ができ,人間がたくさん集まって社会ができ,コンピューターがたくさんつながってインターネットができています。それぞれの系では多くの要素が互いに影響しあって多様な機能を実現しています。当研究室では、特に,複雑な液体の性質,生体内の分子モーターの性質,外国為替の価格変動,多要素系を用いた情報処理,インターネットにおける通信などに取り組んでいます。物理・数学の分野で開発されてきた様々な方法、統計的な手法および計算機シュミレーションを多要素系に適用し、理論・計算機実験の両面から研究を行っています。また、確率的な考え方を適用し、系のゆらぎの性質を調べその応用についても考えています。

教員

  • 教授:梅野 健
  • 准教授:五十嵐 顕人
  • 助教:佐藤 彰洋

研究内容

非線形力学系の統計動力学

私達の回りには、外的な状況が少し変わるとその性質が大きく変化する体系が多くある(交通渋滞、氷の融解や株の暴落等)。簡単なモデルを立て、その統計動力学的な解析を行い、種々の現象を解明する。またそれらの理論の応用への道を拓く。

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2個のパチンコ玉の示す相転移

確率過程

確率過程とは、値が確率的にしか決まらない時間関数のことである。例えば、ザリガニの尾の毛が水流の揺らぎの中の特定の信号を感知する、といった生物の機能にもこの確率過程を用いた解析が行なわれている。

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ザリガニの感覚器官の性質

金融市場の数理

多数の人間が個々に行う予測から決まる市場価格は日々ゆらいでいる。ではこのゆらぎにはどのような性質があり、なぜ市場価格はゆらぐのであろうか?統計物理学の視点から、金融市場のメカニズムに迫る。

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金融市場のエージェントモデル

研究室ウェブサイト

http://amech.amp.i.kyoto-u.ac.jp/