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非線形力学・計算物理学グループ

力学は高校で習ったので大学で勉強することは残っていない、と思っているかもしれませんが、そんなことは全くありません。高校までで習う力学では簡単な計算で解ける理想化された問題だけを扱っています。大学では、簡単には解けないもっと実際的な力学の問題を、大学で新たに学ぶ数学を使ったりコンピュータを使って解くことにより、これまで知らなかった面白い物体の運動を学ぶことができます。例えば、支点を周期的に動かしたときの振り子が示すカオスと呼ばれる不規則な新しい振動状態や、水や大気が示す波・渦などの変化に富む振舞を理解・予測できるようになります。非線形力学・計算物理学グループでは、このような面白い新しい力学の研究をしています。

教員

  • 講師:宮崎 修次
  • 助教:原田 健自

研究内容

  1. 水や空気の流れを、コンピュータなどを使って調べています。例えば、水面にできる波がどのように発生するか、鳴門の渦のような2つの渦が近づいたときに何が起こるか、などを調べています。
  2. カオスについて研究して、それをいろいろな形で役立てることを目指しています。具体的には、カオスがどのような場合に出現するかを調べているほか、カオスを使って液体を効率よく混ぜる研究もしています。
  3. システムの不規則な挙動を調べる手法を開発し、それを実用的に応用しています。工学,ファイナンス,リスク理論など用途は様々です。
  4. めっきができる仕組みを、コンピュータを使って調べています。例えば、金や銀はどのようにして金属の表面に析出するか、また光沢のあるきれいなめっきを作るにはどうすればよいか、などを調べています。

研究室ウェブサイト

http://www-np.acs.i.kyoto-u.ac.jp