シンポジウム「近未来の数理工学」

2003年度『数理工学シンポジウム』
今年は1959年の数理工学科設立以来44年目にあたります.21世紀COEプログラムの採択や好調な 求人状況にみられますように,京大数理工学の研究アクティビティと人材供給実績は広く認め られております.今回は
 【近未来の数理工学】
と題して,数理工学の今後の一層の発展の方向を探る企画です.参加は無料です. 授業のない創立記念日の午後,普段は聞くことのできない興味深い話に耳を傾けてみませんか.
日時: 6月18日(水)京都大学創立記念日 13時30分〜17時
場所: 京都大学工学部総合校舎213講義室

プログラム

13:30〜13:40 開会
13:40〜14:30 講演1 バイオインフォマティクス (司会 宗像豊哲)
14:40〜15:30 講演2 金融工学 (司会 高橋豊)
15:30〜16:00 コーヒーブレイク
16:00〜16:50 講演3 ナノテクノロジー (司会 野木達夫)

講演1

「数理工学はバイオサイエンスに役立つのか --- バイオインフォマティクスの現状 ---」
 荒木 次郎氏(株)三菱総合研究所 先端科学研究センター 物質・生命科学研究チーム
      (1993年数理工学科卒業 1995年数理工学専攻修士課程修了)

講演2

「数理工学によってもたらされた金融技術の発展−−20世紀後半を振り返って」
 甲斐 良隆氏 神戸大学経営学研究科
      (1973年数理工学科卒業 1975年数理工学専攻修士課程修了 前三菱信託銀行)

講演3

「ナノテクノロジーへの数理工学のアプローチ」
 安田 英典氏(株)三菱総合研究所 安全科学研究本部
      (1977年数理工学科卒業 1979年数理工学専攻修士課程修了)
      問い合わせ先
              中村 佳正(京都大学工学部・数理工学コース長)
              電話(075)753−5491 (075)753−5497(秘書室電話/FAX)
              工学部総合校舎408号室 ynaka@amp.i.kyoto-u.ac.jp