応用数理科学分野
本研究室では,気体の流れを中心に,従来の連続体理論の枠組みだけでは解明できない非平衡流体現象に興味を持って研究を行っています.非平衡流体の振る舞いを,多数の粒子集団の振る舞いを統計的に記述する運動論的方程式の理論解析(特異摂動解析)や 大規模・中規模数値シミュレーションを用いて調べると同時に,付随する数理モデルを構築し, 新しい流体力学の世界を開拓していくことを目標に研究を行っています.
教員
- 教授:田口 智清
- 准教授:辻 徹郎
研究内容
- 希薄気体理論,分子気体力学
- 非平衡流体力学
- 温度場による流れとその応用
- マイクロ流体