シンポジウム「社会と数理工学」

2010年度『数理工学シンポジウム』

日時: 平成22年6月18日(金)創立記念日 13時30分~17時
場所: 京都大学工学部総合校舎213講義室
対象: 主として、情報学科1回生および数理工学コース2〜4回生
参加費:無 料

プログラム

13:30 - 13:40 開会
13:40 - 14:30 講演1 講演1 秋吉政徳 数理工学と知識情報処理の接点
14:40 - 15:30 講演2 講演2 西岡由紀子 IT化サービスの勘どころ
15:30 - 16:00 コーヒーブレイク
16:00 - 16:50 講演3 講演3 山崎拓 エネルギーと数理工学

講演1

講 師:秋吉 政徳氏 
題 目:数理工学と知識情報処理の接点
卒業年:1987年3月修士課程修了(工学研究科・数理工学専攻)
現職名:大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授
要 旨:人間の知的問題解決能力を活かそうとする知識情報処理システムを設計する上で、
数理工学を源流とする着眼点やモデル化が重要となる面につき、研究事例を交えて平易に
紹介します。

講演2

講 師:西岡 由紀子
題 目:IT化サービスの勘どころ
卒業年:1977年3月修士課程修了(工学研究科・数理工学専攻)
現職名:株式会社アクト・コンサルティング 執行役員 システムエンジニアリング部長
要 旨:企業向けIT化サービスの成功事例を紹介し、IT化の勘どころについて、特に、合理的
 ・客観的にお客様の目的価値を炙り出し、関係者の合意・共感を得るという人間的要素が成
功要因の一つであることを、そこで用いた方法論MUSEを紹介しながらお話します。

講演3

講 師:山崎 拓
題 目:エネルギーと数理工学
卒業年:1982年3月修士課程修了(工学研究科・数理工学専攻)
現職名:東邦ガス株式会社 考査部長(昨年10月まで基盤技術研究部長)
要 旨:数理工学は、エネルギー業界(ガス業界)おいても、エネルギーネットワークの経路
決定、熱エネルギーと電気エネルギーの最適利用、天然ガス取引の意思決定など、多くの
分野に活用されています。これまでの適用事例および今後活用が想定される分野について
ご紹介します。