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数理工学シンポジウム

数理工学シンポジウムは,年に数回開催しております.

R2年度の数理工学シンポジウム

R2年度はシンポジウムを2回実施します.

1回目
日時:令和2年7月14日(火)午前10時30分~12時00分
場所:zoomによる
オンライン講演

2回目
日時:令和2年7月21日(火)午前10時30分~12時00分
場所:zoomによるオンライン講演

講演内容:

1回目(令和2年7月14日

講演者:トヨタ自動車未来創生センター 郷古浩道氏
講演者プロフィール:1998 年3 月京都大学理学部理学科物理系卒 2000 年3 月京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻修士課程修了 2005 年3 月京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻博士後期課程修了 2002 年4 月京都大学経済研究所PD 2003 年4 月京都大学大学院経済学研究科COE 研究員 2005 年日本銀行金融市場局 2006 年12 月株式会社豊田中央研究所 2019 年4 月トヨタ自動車株式会社出向(現在に至る)
講演題目:「MaaSにおける数理工学の役割」

講演概要:様々な媒体(バス、電車、タクシー…)による人やモノの移動(モビリテ ィ)をシステムとして統合的にとらえ、より望ましい移動サービスの提供を目指すMaaS(Mobility as a Service)という概念が近年注目されている。MaaSのシステムは往々にして多数の人やモノ、移動媒体を対象とする。望ましいシステムについて研究 し、そのシステムを実際に機能させるためには数理的な知見が非常に有用である。本講演では、MaaSの現状や将来展望、MaaSにおいて数理がいかに重要な役割を占めるかについて述べたい。

2回目(令和2年7月21日

講演者:明治大学研究・知財戦略機構・特任教授 萩原一郎氏
講演者プロフィール:1970 年3 月京都大学工学部数理工学科卒、72 年3 月同修士課程修了、90 年3 月東京大学工学博士。72 年4 月日産自動車入社、96 年3 月日産自動車退社、96 年4 月東京工業大学工学部機械科学科教授、2012 年4 月明治大学特任教授、先端数理科学インスティテュート副所長、同所長を歴任。18 年4 月明治大学自動運転社会総合研究所特任教授兼務(現在に至る)。「計算科学シミュレーション援用折紙構造の産業化に関する研究」にて平成31 年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)受賞、「計算科学シミュレーション援用折紙工学の創設と産業への展開」にて、日本機械学会賞(技術功績)受賞、「計算科学・数理科学援用折紙工学の創設と展開」にて日本応用数理学会賞(業績賞)受賞。主著に萩原一郎編「人を幸せにする目からウロコ!研究」、岩波ジュニア新書 (2014.1)などがある。
講演題目:自動車の衝突対策から自動運転の数理工学との関わり
講演概要:自動車産業は、一般社会から見ても、その時々で最重要テーマが分かります。現在は、自動運転。自動車産業に投じた1970 年前後は「衝突時のエネルギー吸収」に関わるものであった。この課題にも数理工学に関わるテーマが山積しており、最初に成功し基本特許を得た。現在でもこの基本特許が使用されているが、二つの欠点がある。この解消のために折紙工学を始めた。独自のリアルタイム最適制御、現在主流のCNN とは異なり因果の分かる機械学習技術の構築も行っており、これらが自動運転に必須の技術であることを述べ議論したい。